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沢山の種類がある抗がん剤|薬の特徴を知っておこう

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服薬は継続する

治療薬

再発に備える

うつ病は治ることが多い病気ですが、再発しやすいというのも事実です。症状が改善してから4か月から5か月以内に抗うつ剤の服用を中止した場合の再発率は、50から70パーセントと高いので注意が必要です。改善後2か月目から3か月目がもっとも再発しやすい時期になります。しかし、症状が改善してから約半年の間、抗うつ剤による治療を継続すると、再発率は0から20パーセントと低くなります。このように、症状が回復したとしても、少なくとも半年間は抗うつ剤を飲み続ければ、再発を予防できる場合は多いです。しかし、薬を長期間飲むことでやめられなくなるのではないかという不安を抱えている人もいます。時には、家族や周囲からそう言われることで不安になる人もいます。もちろん、不要な薬は飲まないに越したことはありませんが、うつ病の場合は再発予防のために抗うつ剤の服用を継続することが必要だということです。副作用がある時には薬の量を調整することもありますが、基本的に半年間は同じ量の抗うつ剤を継続することが望ましいです。症状がよくなったからといって、すぐに通院をやめずに、再発予防のために少なくとも半年間は主治医と相談しながら抗うつ剤の内服を継続していきます。家族もこの点を十分に理解して、本人が安心して通院や服薬を続けられるようサポートすることが重要です。また、症状が安定している場合には、半年の間に、少しずつ薬の量を減らしていき、最終的にやめるということは十分に可能です。ただし、抗うつ剤は急に飲むのをやめてしまうと、それをきっかけに症状が再発してしまったり、カラダの不調を生じることがあるので注意が必要になります。これを中断時出現症候群などといいますが、めまいやふらつき、吐き気などの症状が主です。その症状には個人差があり、必ずあらわれるということではないので、まったく何も症状がみられない人のほうが多いです。再発なのか、それとも薬をやめたことによる症状なのかの見分けをするのは非常に難しくなっています。そのため、薬の服用を中止するときには、症状の変化をよく観察しながら、2週間から1か月ごとに段階的に飲んでいる量を減らしていきます。ただし、減量により症状が悪化したとみられる場合には、元の量に戻すのが一般的です。その後、症状が安定したことを確認してから、前回よりもゆるやかに減量をしていくことで、不快な症状が出なくて済むこともあります。うつ病の治療の目標は、薬をやめることではなく、薬を飲んでいなくても症状が安定し続けることです。早期の服用中止は再発を招き、結果的に長期の治療が必要となってしまいますので、焦らず無理をしないことがとても大事になります。回復期というのは症状が一進一退を繰り返すことが多く、徐々に気分の波が安定してきます。悪い状態になると不安や焦りを感じてしまいがちなので、回復期には波があることを理解しておくと安心です。状態が悪ければ、社会復帰をしていても休暇をとるなど、自分の体調管理をしていくことも大事になります。職場の上司や担任教師など周囲の人にも服用を続けている旨や回復期の波に関して説明しておくとスムーズです。